2011.05.23 Monday
マリンフォードエピソード、オープニングシーン公開&制作秘話
こんにちは、本作『ワンピース アンリミテッドクルーズSP』で
開発を担当している
(株)ガンバリオンの広報トーゴーです。
ワンピース アンリミテッドクルーズSP開発スタッフへのインタビュー。
第9回はマリンフォードエピソードでのシーンについて
CGデザイナーの(*1)尾上氏へのインタビューをお届けします。
(*1)CGデザイナー…ゲームのグラフィック(映像)を制作するスタッフ。
氏が所属するシーン制作チーム以外にも、キャラクターやステージなど
様々な制作チームがある。
<<インタビューをご覧になる前に>>
オープニングシーンの動画を用意しました。
この動画をご覧になってから、インタビューを読まれることをオススメします。
開発を担当している
(株)ガンバリオンの広報トーゴーです。
ワンピース アンリミテッドクルーズSP開発スタッフへのインタビュー。
第9回はマリンフォードエピソードでのシーンについて
CGデザイナーの(*1)尾上氏へのインタビューをお届けします。
(*1)CGデザイナー…ゲームのグラフィック(映像)を制作するスタッフ。
氏が所属するシーン制作チーム以外にも、キャラクターやステージなど
様々な制作チームがある。
<<インタビューをご覧になる前に>>
オープニングシーンの動画を用意しました。
この動画をご覧になってから、インタビューを読まれることをオススメします。
◆マリンフォードエピソード〜オープニングシーン
・PC用(クリックで視聴ページへ)

・携帯用※クリックでダウンロード
・docomo用(前半) ・docomo用(後半)
・au用(1)
・au用(2)
・au用(3)
・au用(4)
・au用(5)
※製品とは音質が異なります、ご了承下さい。
※パケット通信量から発生するパケット通信料金にご注意下さい。
※一部の機種ではダウンロード、再生が出来ない場合があります。
※映像は2D表示のものです。ニンテンドー3DSの3D映像は本体でしかご覧頂けません
3Dの臨場感で原作のシーンを再現
――:今回はマリンフォードエピソードのオープニングシーンを
皆さんに動画で公開しています。
尾上さんと一緒に見ていきましょう。
さっそく、冒頭から3D(立体視)が映えるシーンですね。

尾上:原作からできるだけ情報を集めて、シーンのカットを決めていきました。
ただ、今回はニンテンドー3DSなので
立体視で臨場感がでるような再現を目指しました。
――:じっくり見て分かったんですけど
処刑台までの道のりって、こんな風になってるんですね。

尾上:この設定も原作のカットからですよ。
(と言って原作コミックの、とあるひとコマを指さす)
――:ああっ、スゴイッ!こんなところに・・・
よく見つけますね。(皆さんも探して見て下さい!)
シーン制作は、どこからはじめる?
――:全体的に音とカットがシンクロした演出ですよね。
いったいどんな手順でつくるんですか?
先に楽曲があってシーンを合わせるとか想像しますが・・・
尾上:今回のオープニングシーンの場合
最初にまずプランナーさんがナレーションの原稿を準備
そして声優さんの音声を収録。
その音声に合わせて私達シーン制作チームがシーンを作成。
最後にサウンドエンジニアさんが
シーンと声にマッチした、効果的な楽曲をつくってくれました。
尾上:ちなみにナレーションも、TVアニメと同じキャストで収録しているので
TVアニメの雰囲気がよくでていると思います。
専用データが多い理由
――:あのお馴染みの声と共に
「ドーーン」と演出が決まるからシビれますね。
・・・じゃあ、このシーンの楽曲はオープニングシーン専用ですか?
尾上:はい、この開発ブログで度々話題に
上がっていますが、マリンフォードエピソードの演出周りは
他では使われない、そのシーン専用でつくられたものが多いですね。
大将が座っているイスもそうですし・・・

尾上:処刑台のエースも専用キャラモデル(*2)ですね。
(*2)キャラモデル・・・ポリゴンという3DCGの板のようなもので
つくられたキャラクターの素体。

――:えええ!?マリンフォード以外でも、エースは登場するから
そのモデルデータでポーズをとれば、すむのでは?
尾上:それでは十分な表現は難しいと判断しました。
エースはマリンフォードエピソードの主役と言っても
過言ではないので、必要なところはできる限り
専用モデルデータで制作しています。
表情もパターンで表現(*3)できないものばかりなので
ほとんどの表情が専用モデルですね。
(*3)パターンで表現・・・たくさんの表情を効率よくつくるために
モンタージュのように組み合わせで表現する。
――:エースってWii版の時からいるキャラクターですが
新キャラ数人分の手間暇がかかってませんか?
尾上:そうですね。
でも、エースを筆頭にマリンフォードエピソードは
しっかりつくらなきゃいけないって大事なところだと思うので
丁寧に作り込みました。
――:それでは発売を間近に控えて
ブログをご覧の皆様にメッセージをお願いします。
尾上:マリンフォードエピソードは
一度クリアしたバトルポイントはいつでもプレイできるので
お気に入りのシーンは、そこで何度も見て欲しいですね。
――:ありがとうございました。
開発スタッフ紹介「CGデザイナー 尾上」
Wii版でもシーンの一部を制作。
“ナンデモ砲(キャノン)”でカッ飛んでいく
一味のデモシーンは氏によるもの。
「9人分、飛んでいくシーンを考えるのは
大変でしたが、楽しかったです。
ぜひ9人分、全部試してみて下さい(尾上談)」
<最近の代表作>
「ワンピース アンリミテッドクルーズ
ep.1&ep.2 シーン担当」

ガンバリオン スタッフインタビューシリーズ
第1回「本作は移植作品って聞いたんですケド?」ディレクターよっしー
第2回「本作がSP(スペシャル)な理由」プランナー井手口氏
第3回「新参戦キャラクター(1)「イワンコフ&ハンコック」アゴとワンシーン」CGデザイナー和田氏
第4回「2画面って偉大ですね〜新しくなったインターフェイス」プランナー山内氏
第5回「ニンテンドー3DS高品質サラウンド音響を楽しんで下さい」サウンドエンジニア廣瀬氏
第6回「新参戦キャラ(2)「マルコ&ジョズ」体格の再現度」CGデザイナー佐々木氏/和田氏
第7回「新参戦キャラ(3)「ジンベエ&赤犬」注目はマグマと一撃」CGデザイナー大川氏/佐々木氏
第8回「3DS写真でいち早くアンリミSPの立体視を体験&解説」プログラマー北村氏/石井氏
第9回「マリンフォードエピソード、オープニングシーン公開&制作秘話公開&制作秘話」CGデザイナー尾上氏
次回更新をお楽しみに!!
開発ブログの更新情報は
ガンバリオン公式Twitterでお知らせしています。
まだの方は<こちらをクリック>して
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※パケット通信量から発生するパケット通信料金にご注意下さい。
※一部の機種ではダウンロード、再生が出来ない場合があります。
※映像は2D表示のものです。ニンテンドー3DSの3D映像は本体でしかご覧頂けません
3Dの臨場感で原作のシーンを再現
――:今回はマリンフォードエピソードのオープニングシーンを
皆さんに動画で公開しています。
尾上さんと一緒に見ていきましょう。
さっそく、冒頭から3D(立体視)が映えるシーンですね。

尾上:原作からできるだけ情報を集めて、シーンのカットを決めていきました。
ただ、今回はニンテンドー3DSなので
立体視で臨場感がでるような再現を目指しました。
――:じっくり見て分かったんですけど
処刑台までの道のりって、こんな風になってるんですね。

尾上:この設定も原作のカットからですよ。
(と言って原作コミックの、とあるひとコマを指さす)
――:ああっ、スゴイッ!こんなところに・・・
よく見つけますね。(皆さんも探して見て下さい!)
シーン制作は、どこからはじめる?
――:全体的に音とカットがシンクロした演出ですよね。
いったいどんな手順でつくるんですか?
先に楽曲があってシーンを合わせるとか想像しますが・・・
尾上:今回のオープニングシーンの場合
最初にまずプランナーさんがナレーションの原稿を準備
そして声優さんの音声を収録。
その音声に合わせて私達シーン制作チームがシーンを作成。
最後にサウンドエンジニアさんが
シーンと声にマッチした、効果的な楽曲をつくってくれました。
尾上:ちなみにナレーションも、TVアニメと同じキャストで収録しているので
TVアニメの雰囲気がよくでていると思います。
専用データが多い理由
――:あのお馴染みの声と共に
「ドーーン」と演出が決まるからシビれますね。
・・・じゃあ、このシーンの楽曲はオープニングシーン専用ですか?
尾上:はい、この開発ブログで度々話題に
上がっていますが、マリンフォードエピソードの演出周りは
他では使われない、そのシーン専用でつくられたものが多いですね。
大将が座っているイスもそうですし・・・

尾上:処刑台のエースも専用キャラモデル(*2)ですね。
(*2)キャラモデル・・・ポリゴンという3DCGの板のようなもので
つくられたキャラクターの素体。

――:えええ!?マリンフォード以外でも、エースは登場するから
そのモデルデータでポーズをとれば、すむのでは?
尾上:それでは十分な表現は難しいと判断しました。
エースはマリンフォードエピソードの主役と言っても
過言ではないので、必要なところはできる限り
専用モデルデータで制作しています。
表情もパターンで表現(*3)できないものばかりなので
ほとんどの表情が専用モデルですね。
(*3)パターンで表現・・・たくさんの表情を効率よくつくるために
モンタージュのように組み合わせで表現する。
――:エースってWii版の時からいるキャラクターですが
新キャラ数人分の手間暇がかかってませんか?
尾上:そうですね。
でも、エースを筆頭にマリンフォードエピソードは
しっかりつくらなきゃいけないって大事なところだと思うので
丁寧に作り込みました。
――:それでは発売を間近に控えて
ブログをご覧の皆様にメッセージをお願いします。
尾上:マリンフォードエピソードは
一度クリアしたバトルポイントはいつでもプレイできるので
お気に入りのシーンは、そこで何度も見て欲しいですね。
――:ありがとうございました。
開発スタッフ紹介「CGデザイナー 尾上」

“ナンデモ砲(キャノン)”でカッ飛んでいく
一味のデモシーンは氏によるもの。
「9人分、飛んでいくシーンを考えるのは
大変でしたが、楽しかったです。
ぜひ9人分、全部試してみて下さい(尾上談)」
<最近の代表作>
「ワンピース アンリミテッドクルーズ
ep.1&ep.2 シーン担当」

ガンバリオン スタッフインタビューシリーズ
第1回「本作は移植作品って聞いたんですケド?」ディレクターよっしー
第2回「本作がSP(スペシャル)な理由」プランナー井手口氏
第3回「新参戦キャラクター(1)「イワンコフ&ハンコック」アゴとワンシーン」CGデザイナー和田氏
第4回「2画面って偉大ですね〜新しくなったインターフェイス」プランナー山内氏
第5回「ニンテンドー3DS高品質サラウンド音響を楽しんで下さい」サウンドエンジニア廣瀬氏
第6回「新参戦キャラ(2)「マルコ&ジョズ」体格の再現度」CGデザイナー佐々木氏/和田氏
第7回「新参戦キャラ(3)「ジンベエ&赤犬」注目はマグマと一撃」CGデザイナー大川氏/佐々木氏
第8回「3DS写真でいち早くアンリミSPの立体視を体験&解説」プログラマー北村氏/石井氏
第9回「マリンフォードエピソード、オープニングシーン公開&制作秘話公開&制作秘話」CGデザイナー尾上氏
次回更新をお楽しみに!!
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